社会的責任

「美しさ、創造力、優れた品質は、常にプラダ・グループの基本理念です。プラダ・グループは芸術と文化に関連する活動を推進し、個性的な職場環境に投資して、個人の尊重と地域を大切にする姿勢の両立、職人技の継承、ブランドの伝統支援により人材の個性を高める環境を整備しています」

カルロ・マッツィ - Prada SpA会長

OFF

社会的責任の方針

プラダ・グループは人、環境、地域社会、芸術的伝統の尊重などの問題に関与することは企業の社会的責任の一部であるという信念を持っています。

この理念は常にプラダ・グループの活動の中に取り入れられ、公共機関、産業団体、サプライチェーンパートナーとの関係、企業文化、事業を展開する地域のコミュニティを支援する文化プロジェクトといった形で表現されています。

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企業の社会的責任に関するレポート2017年版
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倫理規範
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現代奴隷法に関する声明
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企業の社会的責任に関するレポート2016年版
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企業の社会的責任に関するレポート2015年版
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企業の社会的責任に関するレポート2014年版
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企業の社会的責任に関するレポート2013年版
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人材

プラダ・グループは多様な文化、スキル、国籍の人が集まった集団であり、この多様性は、社会と市場の変化を理解するための有効な必須要素である知的ダイナミズムを生み出します。

プラダ・グループは協働する人々の仕事への満足感にあらゆる面で十分に配慮し、その潜在能力を表現し、能力向上を図る機会を提供します。

環境

プラダ・グループは環境にも関心を持ち、会社の発展に貢献するさまざまな道徳的行動に参加して、そうした行動を育む責任感を持ち、事業を展開する地域のコミュニティを尊重しています。

プラダ・グループは自らの活動が環境に与える影響の低減に取り組んでいます。土地の消耗、エネルギー効率、再生可能エネルギーの利用、廃棄物の削減、紙や包装の責任ある使用を目的とした複数年にわたる相当額の投資が、各支社の開発計画に盛り込まれています。

文化

文化はプラダ・グループの根幹であり、社会の変化を理解し、新たな成長の機会を促進するための純粋な手段です。

多様な文化領域では絶えず見識の共有と交換が行われ、コミュニティに返礼する活動が提示されます。

美を備えた芸術を積極的に推進するプラダ・グループは、芸術品や建築物の修復・向上プロジェクトを通じて、後援する活動分野の保全に特別な関心を寄せ、配慮しています。

主な数字 2017年12月31日
302
百万ユーロの投資総額(2017年12月31日までの12か月の試算額)
26
百万ユーロの地域投資総額(2017年12月31日までの12か月の試算額)
7
太陽光システム
9
LEEDゴールド認証
1/3
総LEDの店舗の割合(残りは一部LED)
82%
再生紙・森林認証紙の利用

統合型バリューチェーン

プラダ・グループの主な成功要因は、生産全体の統合管理、デザイン、製品開発から注文、供給、メインプロセス、流通までの戦略フェーズの直接管理、そして全段階でのイノベーション能力です。

このアプローチにより前衛的なコンセプトを革新的な製品へと転化して、迅速に量産を開始し、最高レベルのサービスにより最適なロケーションに製品を配送することで、お客様のご要望を効果的に満たし、品質基準の厳格な管理を維持することができます。

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Value Chain
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プラダ・グループの各ブランドのデザイナーチームは、専門的な資格や訓練経験を持つ才能ある人材で構成されています。彼らは知的好奇心やクリエイティブな感性に駆られて絶えず新しいソリューションを模索し、それを、新たなトレンドを定義可能な、時には予測可能なプロダクトとして表現しようとしています。新しい材料や製造技術を試しながら行う製品開発において、一つ一つのプロダクトを特徴付けるデザインの中身については、経験と議論が欠かせません。

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ファッション業界で事業を行うプラダ・グループのブランドは、世界中の小売業者やバイヤーに新製品を知ってもらうために、ファッションショーやショールームでのイベントで新しいコレクションを発表します。各市場の需要に応じて的を絞って、コレクションの制作に至った過程とその解釈を紹介することで、プラダ・グループの一つ一つのプロダクトの特徴となる質の高い独占的な情報を衣料関係者が利用できるようにします。

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最高水準の品質を実現するためには、適切なサプライヤーの選定が不可欠です。プラダ・グループは常に、最高の原材料サプライヤー、独自の適切なリーダー、その分野での信用に頼ってきました。  多くの場合、サプライヤーとの関係は、技術的、経済的、倫理的に最高水準の信頼性を確保するための厳しい条件を課す厳格な選定プロセスを経て開始され、長期にわたって継続します。

2017年12月31日までの会計年度で、プラダ・グループが材料を購入したサプライヤーは約530社にのぼり、そのうちの約82%はイタリア、9%はEU(欧州連合)のその他の国、残り9%はEU以外の国の業者です。プラダ・グループとの協働関係が10年以上に及ぶ業者は60%、5~10年の業者は16%です。

レザー、ファブリック、ヤーンといった原材料はプロダクトの品質を構成する必要不可欠な要素であり、したがってプラダ・グループにとって重大な関心事です。すべてのレザーに、原産地証明書、品質と基準順守を保証するデータシート、プラダ・グループの規制物質リスト(RSL)に記載された制限値に関する証明書が付いています。プラダ・グループはまた、絶滅のおそれのある種の国際取引に関する条約(CITES)など、原材料の調達、輸入、使用、輸出に関する国内外の規定を厳格に順守しています。

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プラダ・グループは、卓越した品質だけでなく、より倫理水準の高いモデルを意識した企業文化および作業方法の推進の模範となり、その振興を図ろうと考えています。サプライヤーとの関係の中で、子供や強制労働に関する人権や既存の国際法、従業員の健康、安全、福祉に関する規定の尊重を促し、支持しています。

社会的感受性の促進に加えて、既存の法律の認識、および環境、社会、品質に関する主要な認定の採用を促し、その適用を監督しています。

そのため、プラダ・グループはサプライヤーに対し、材料の調達と生産活動における従業員の権利、職場環境、機会均等、結社の自由、健康保険、環境の保護に関する必須原則を定めた倫理規範に署名して責任ある行動をとることを要求します。

プラダ・グループのすべてのサプライヤーがプラダ・グループとのパートナーシップを開始し継続するために満たすべき倫理的、技術的、経済的要件を定義する制度が設けられています。特に倫理的な問題については、パートナーが提供する書類と証明書により、報酬、社会保障、課税、健康と安全、環境、プライバシー、ガバナンスモデルに関する法律の順守を保証するものとします。

この情報は、内容の正確さと一貫性を維持するために、プラダ・グループによって定期的な更新と組織的なチェックが行われます。

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プロダクトの品質と、お客様の健康と安全が、プラダ・グループの製造工程の中核です。

プロダクトは、同一の品質基準を満たす必要があり、また、70以上の販売対象国のあらゆる最新規定を満たす必要があります。
これらの目標を達成するために、プラダ・グループは、10年以上の経験を持つ291名もの技術者を雇用し、調達から仕上げまでの製造工程で使用するあらゆる材料に対して厳しい品質管理を行っています。技術者はサプライヤーの生産拠点を定期的に訪れ、その工程や製品の品質、職場環境全般を評価しています。

2010年、プラダ・グループは、一般に原材料の性質と原産地の証明、最終製品の製造、および消費者の健康と安全に関する国内および国際法制の順守のあらゆる側面について指針を定めることを目的とする委員会を結成しました。
 
2014年以降、プラダ・グループは、このような管理・指導行為の範囲内で、製品中に存在する化学物質に制限を設定する規制物質リスト(「RSL」)を作成および更新しています。2016年、プラダはさらなる対策として、Camera Nazionale della Moda Italiana(イタリアファッション協会 - 「CNMI」)が承認する「衣料品、革製品、靴、アクセサリーに関する生態毒性要件の指針」にまとめられている、より厳格な予防的アプローチに合わせてRSLの制限を変更しました。これらの制限は、国際的慣行としては最も道徳的であり、最も厳格な国内法および国際法の規定よりさらに高水準の化学的安全性を保証することを目的としています。
 
RSLが順守されていることを確認するために、プラダ・グループは、すべてのサプライヤーに証明書と検査を要求するほか、認定ラボを通じてすべての調達材料に抽出検査を行う内部管理プロセスを追加して、指針の順守とサプライヤーの証明を監視しています。

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プラダ・グループのプロダクトは、21か所の直営生産拠点と、工芸職人工房として幅広い経験と強い伝統意識を持つ独立業者の広範なネットワークを通じて製造されています。工房にはプラダ・グループの有資格技術者がつき、まずはプラダ・グループがあらかじめ厳選して供給する原材料とあらゆる技術仕様を使用して、サンプルを作成し、生産に携わります。

2017年12月31日までの会計年度で、プラダ・グループが協働したサプライヤーは約400社にのぼり、そのうちの76%はイタリア、12%はEU(欧州連合)のその他の国、12%はEU以外の国の業者です。プラダ・グループとの協働関係が10年以上に及ぶ業者は42%、5~10年の業者は22%です。

プラダ・グループが所有する生産拠点では、職人のノウハウを守りつつ最先端の工業工程を取り入れ、質の高い優れた生産を尊重し実現する環境を整えており、プラダ・グループのものづくりの伝統が最高の形で表現されています。

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お客様がより魅力を感じる店舗、より印象深いプロダクトディスプレイを目指し、定期的に店舗ネットワークの見直しと改善を行っています。


プラダ・グループは、長年にわたり流通ネットワークを拡大させてきました。各ブランドのイメージ、伝統、独自性を維持しつつ、2017年12月31日時点で、世界の主要ショッピングエリアの一等地に625店の直営店(DOS)を展開しています。

プラダ・グループにとって、新作コレクション発表の場であり、お客様との接点でもあるこの広大なネットワークは、まさに財産です。
店舗は重要なコミュニケーションツールでもあり、販売という主要機能以上の役割を果たします。一貫して明確にブランドのイメージを伝え、時を経てもプロダクトの品質と耐久性を維持するサービスを提供する店舗は、ブランドの真の大使と言える存在です。


卸売販路(百貨店、セレクトショップ、フランチャイズ加盟店、オンラインリテイラー)は、そのロケーションの名声にふさわしい場を提供します。この場合、その場で他社ブランドと直接比較することができます。近年、プラダ・グループの販売戦略とブランドポジショニングを踏まえて、この販路の全面的な見直しが行われています。

また、デジタル業界でのプラダ・グループの発展は、大手電子リテイラー(「オンラインリテイラー」)との新たなパートナーシップにつながっています。

コミットメント

倫理規範

プラダ・グループでは2007年から倫理規範を導入し、全従業員と外部パートナーがこれを共有することによって組織の行動規範を確立し、プラダ・グループの価値観を日常の行動に移すことを目的とした規定を設けています。

法令遵守、個人情報保護、個人と人材の尊重、競争力と環境の保護を行動規範として文書化し、市場競争と長期的な共有価値の構築を保証しています。

イタリア・ファッション協会におけるプラダ・グループの役割

プラダ・グループはイタリア・ファッション協会(イタリアおよび海外でのファッション産業の発展を推進する機関)が推進する取り組みに積極的に参加しています。

プラダ・グループは、環境、倫理、品質的ツールのプラットフォームおよびイタリアのファッション業界の主要プレイヤー間で共有する標準を構築するために考案されたプロジェクトを推進し、生産工程全体で適用してイタリアのシステム全体の競争力に資することを目指した「持続可能性、エコロジー、環境委員会」のメンバーです。

また、安全性の向上と環境汚染の低減のため、製品中に存在する化学物質の規制に関する新しい、より厳格なパラメーターを導入することを目指す委員会のメンバーとして、「衣料品、革製品、靴、アクセサリーの品目に関する生態毒性要件の指針」を詳細にまとめました。

プラダ・グループは「イタリアファッションの持続可能性に関する声明」を支持しています。

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イタリアファッションの持続可能性に関する声明
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