ルナ・ロッサ

「ヒューマンファクターはトレーニングやリサーチと同じぐらい重要な資産です。判断力とともに敏捷さが求められます。危機的状況にあっても最終目標である勝利を見失わずに対応する心構えが求められます …しかし目指すものは勝利だけではありません…」 

パトリッツィオ・ベルテッリ

2024年バルセロナ開催の第37回アメリカズカップへの道

国際スポーツ界で最も長い歴史を誇るトロフィーであり、セーリングの頂点に立つアメリカズカップの第37回大会。2021年のオークランド大会で勝利を収めたルナ・ロッサが再び挑戦します。

開催地選考をめぐる熾烈な競争の結果、アメリカズカップがヨーロッパに戻ってくることになりました。2024年9月~10月に開催される第37回アメリカズカップの開催地にバルセロナが選ばれました。アメリカズカップの173年の歴史において、スペインが開催国となるのは3回目です。今回も、オークランドの海で素晴らしい活躍を見せたAC75クラスの単胴船で参戦します。



ルナ・ロッサ プラダ ピレリチーム

第36回アメリカズカップへの挑戦とプラダの貢献

ルナ・ロッサ プロジェクトの創設から20年後の2017年に開催された第36回アメリカズカップでは、プラダが命名・主催し、スポンサーを務めることで、プラダとセーリングの世界のかかわりが強固になりました。プラダは、前回の大会から、イタリアを代表する世界的な企業グループとともに共同タイトルスポンサーに加わり、チーム名を「ルナ・ロッサ プラダ ピレリ」と命名しました。

OFF

ルナ・ロッサがプラダカップで勝利

2021年2月21日のプラダカップでイネオスチームUKを7対1で破り、優勝したルナ・ロッサ プラダ ピレリは、第36回アメリカズカップで挑戦者として王者エミレーツ・チーム・ニュージーランドと対戦しました。

マーク・ニューソンのデザイン、フィレンツェ屈指の熟練銀細工師の製作によるトロフィーは、マックス・シレナと2人の操舵手、フランチェスコ・ブルーニとジミー・スピットヒル、そしてルナ・ロッサが代表するCircolo della Vela Siciliaヨットクラブのクルーと会長のアゴスティーノ・ランダッツオに授与されました。

プラダ主催の第36回アメリカズカップの最終戦で、ルナ・ロッサ プラダ ピレリは、前回王者のエミレーツ・チーム・ニュージーランドを相手にイタリアの出場チームとして同カップ史上最高得点を記録しています。

ルナ・ロッサとアメリカズカップ ワールドシリーズ

単胴船AC75「ルナ・ロッサ」の進水

2019年10月2日、ルナ・ロッサ プラダ ピレリのチーム拠点のカリアリで、革新的なフルフォイルの単胴船AC75ルナ・ロッサの進水式が行われました。船が祝福を受けると、パトリッツィオ・ベルテッリ、アゴスティーノ・ランダッツォ(Circolo della Vela Siciliaの会長)、マルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ(ルナ・ロッサ チームの共同スポンサーであるピレリのCEO)とともに列席したミウッチャ・プラダが命名の儀式を行いました。

2020年10月20日、オークランドにてAC75ルナ・ロッサ第2号船の進水式が行われました。式は、船長兼チームディレクターのマックス・シレナの妻であるタチアナ・シレナによる開式の儀式と、オークランドのSt. Patrick’s Cathedralの首席司祭である“Pa” Peter Tipene神父による祝福とともに始まりました。続いて、地元のマオリ族コミュニティによる船の進水を祝う伝統的な儀式が行われました。

ルナ・ロッサの物語

起業家のパトリッツィオ・ベルテッリとアルゼンチンのヨットデザイナー、ジャーマン・フレールが出会い、フレールがベルテッリに2000年の第30回アメリカズカップへの挑戦をすすめたことから、1997年にルナ・ロッサ チームが創設されました。以後、アメリカズカップに5回出場し、2000年のルイ・ヴィトンカップと2021年のプラダカップの2回で優勝、2007年と2013年の大会では決勝進出という成績を残しています。ルナ・ロッサは、Circolo della Vela Siciliaヨットクラブを代表して、スペインのバルセロナで2024年9~10月に開催予定の第37回アメリカズカップにも挑戦します。

2012年6月29日、パトリッツィオ・ベルテッリはイタリア人として初めてアメリカズカップの殿堂入りを果たしました。

ルナ・ロッサのメンバーを栄誉あるトロフィーへと駆り立てたものはビジョン、専門知識、情熱です。ルナ・ロッサは単なるチームを超越し、スポーツマンシップと技術革新を最高の形で表現しています。長年にわたり、イタリアならびに世界中のセーリング愛好家の心をつかんできたプロジェクトは、競技中も競技外にも、そのスポーツマンシップと優雅さで非の打ち所のない国際的尊敬を獲得しています。

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