取締役会

取締役会は、当社の定時および臨時取締役会の運営のための全権限を有する当社の最高意思決定機関です。

プラダ・グループの戦略を策定し、その実施を監視し、財務上の業績を評価します。

取締役会は、その権限の一部を1人以上の執行取締役に委任することができます。

現取締役会は、2021年5月27日の株主総会において、3年間(会計年度2021~2023年)の任期で任命されたものです。当初は9人の取締役で構成されていましたが、2022年1月28日付で2人の独立非業務執行役員が任命されたことで合計11人となりました。

パオロ・ザンノーニ - 取締役会長兼業務執行役員

ミウッチャ・プラダ・ビアンキ、パトリッツィオ・ベルテッリ、アレッサンドラ・コッツァーニ、ロレンツォ・ベルテッリ - 業務執行役員

ステファノ・シモンタッチ - 非業務執行役員 

マリナ・シルビア・カプロッティ、マウリツィオ・セレダ、パメラ・カルペッパー、アナ・マリア・ルガリ、ヨエル・ザオウイ - 独立非業務執行役員

取締役会

ミウッチャ・プラダ・ビアンキ
CEO兼業務執行役員
OFF
Miuccia Prada Bianchi

ミウッチャ・プラダは、パトリッツィオ・ベルテッリと共同で当社のCEOを務めるとともに、ラフ・シモンズと共にプラダの共同クリエイティブ・ディレクターであり、ミュウミュウのクリエイティブ・ディレクターでもあります。2003年から2014年まで取締役会長を務め、2021年5月に再選されました。

ミラノ大学で政治学の学位を取得後、1913年に祖父が創業した家族経営の専門店でデザインに携わり始めました。70年代末には、パトリッツィオ・ベルテッリとパートナーを組んで起業し、高品質の革製品を扱う2つの会社の経営者となりました。この二人のパートナーシップによってプラダは世界有数のラグジュアリーブランドに成長しました。

ミウッチャ・プラダとパトリッツィオ・ベルテッリの美術への情熱から誕生したプラダ財団では、革新性に富んだ実験的なプログラムを通じて現代的な文化を推進しています。

ミウッチャ・プラダは独自のビジョン、革新性、国際的なファッションへの貢献が評価されて複数の賞を受賞しています。2000年には、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートから名誉博士号を授与されました。また、2006年には、フランス共和国文化・通信大臣から芸術文化勲章を受章しました。2015年には、創造、ファッション、スタイルの分野でのイタリアへの貢献が認められ、イタリア共和国最高の勲位である大十字騎士勲章を授与されました。

 

パトリッツィオ・ベルテッリ
CEO兼業務執行役員
OFF
Patrizio Bertelli

パトリッツィオ・ベルテッリは、ミウッチャ・プラダと共同で当社のCEOを務めています。2003年に取締役会長に初就任し、2021年5月に再選されました。

ミウッチャ・プラダとのパートナーシップは70年代末に始まりました。ベルテッリのサプライチェーン全体を管理する先駆的なアプローチ、品質と細部へのこだわり、プラダのDNAを現代的に再解釈する能力によってプラダ・ブランドは世界有数のラグジュアリーブランドへと発展していきました。

彼は起業家としての活動に、ミウッチャ・プラダと共有している文化やスポーツへの関心を取り入れています。プラダ財団は、1993年に現代美術の展示などの文化活動を後援する目的で創設されました。1997年には、「2000年のアメリカズカップに挑むプラダ・チャレンジ」チームを創設しました。プラダは2021年の第36回アメリカズカップのタイトルスポンサーになりました。

ベルテッリは、2000年にフィレンツェ大学から企業経済学の名誉学位を授与され、2017年にはCUOAビジネススクールから経営学の名誉修士を授与、2021年にはボローニャ大学から大学学章を贈呈されました。

2006年、ミウッチャ・プラダとともに、米『Time』誌の「最も影響力のある100人」に夫婦で選ばれ、2012年には、イタリア人として史上初めてアメリカズカップの殿堂に迎え入れられました。

 

パオロ・ザンノーニ
取締役会長兼業務執行役員
OFF
Paolo Zannoni

パオロ・ザンノーニは、2021年5月に取締役会長に任命されました。2019年から、Goldman Sachsでイタリアおよび他のヨーロッパ諸国を対象とする国際アドバイザーを務めていました。2005年から2012年まではイタリアのエネルギー・通信システム企業、Prysmian Groupの会長を務めました。それ以前は、Goldman Sachsに長年勤務し、イタリアでの投資銀行のフランチャイズを大幅に拡大しました。Goldman Sachsに入社する前は、Fiat S.p.A.の副社長およびイェール大学の講師を務めました。現在も引き続き、イェール経営大学院エグゼクティブフェロー、国際金融センター(ICF)諮問委員、ジャクソン国際情勢研究所理事を務めています。ザンノーニは、イェール大学で修士号と博士号を取得しています。ボローニャ大学においても学位を取得しています。

 

アレッサンドラ・コッツァーニ
業務執行役員
OFF
Alessandra Cozzani

アレッサンドラ・コッツァーニは、2016年からCFOを務めています。2013年12月に取締役に初就任し、2021年5月に再選されました。コッツァーニは、さまざまな管理職を務めた後、2000年にプラダ・グループに加わりました。2010年から2016年には、インベスターリレーションズ担当ディレクターを務め、現在は当社の子会社の取締役の役職に就いています。コッツァーニはCoopers & Lybrand (1989~1995年)で監査役としてのキャリアをスタートさせました。プラダ・グループに加入前は、Castelletti International Transportsに勤務していました。1988年にジェノヴァ大学で経営学の優等学位を取得しました。

 

ロレンツォ・ベルテッリ
業務執行役員
OFF
Lorenzo Bertelli

ロレンツォ・ベルテッリは、2021年5月に理事として取締役会に加わりました。ベルテッリは、2019年からプラダ・グループのマーケティング責任者を務めており、2020年からグループのCSR責任者に任命されています。プラダ・グループのマーケティング&コミュニケーション戦略を統括すると同時に、サステナビリティの戦略と取り組みに対するプラダ・グループ全体のアプローチを決める責任者でもあります。

彼は、2017年にプラダ・グループにデジタルコミュニケーションの責任者として入社しました。

また、2015年からPrada Holding S.p.A.の取締役も務めています。

2008年にミラノのサン・ラッファエーレ大学で哲学の学位を取得しました。

 

ステファノ・シモンタッチ
非業務執行役員
OFF
Stefano Simontacchi

ステファノ・シモンタッチは、2016年4月に非業務執行役員に初就任し、2021年5月に再選されました。2018年12月には、イタリア有数の法律事務所BonelliEredeの社長に任命されました。実務では国際課税、移転価格、税務計画、プライベートエクイティ(未公開株)、M&A、企業再編を専門にしています。シモンタッチは、1995年にボッコーニ大学で経営学の優等学位を取得しました。2000年にライデン大学で国際租税法の優等上級法学位を取得、2007年1月には同大学法学部で国際租税法の博士号を取得しています。現在はFondazione Ospedale Buzziの会長を務めています。

 

マリナ・シルビア・カプロッティ
独立非業務執行役員
OFF
Marina Sylvia Caprotti

マリナ・シルビア・カプロッティは、2021年5月に独立非業務執行役員に任命されました。2019年からイタリアを代表する大手流通事業者Esselunga S.p.A.の会長を務めています。それ以前は、1998年6月からEsselungaの取締役会役員、2016年から2019年まで副社長を務めました。現在はミラノのFondazione Accademia Teatro alla Scala(スカラ座研修所)の取締役を務めています。2004年には、ミラノのサクロ・クオーレ・カトリック大学で法学の学位を取得しています。

 

マウリツィオ・セレダ
独立非業務執行役員
OFF
Maurizio Cereda

マウリツィオ・セレダは2018年4月に独立非業務執行役員に就任し、2021年5月に再選されました。それ以前は、2016年から2018年まで非業務執行役員を務めました。セレダは起業家、ファミリーオフィス、企業、金融機関を対象とするコンサルティングサービス業務を専門にしています。Mediobanca S.p.A.で15年間勤務した後、副総支配人、コーポレートファイナンス責任者に就任しました。2015年からは、FIEE(Fondo Italiano per l’Efficienza Energetica) Sgr S.p.A.の創設パートナー兼取締役を務めています。

1989年にボッコーニ大学の企業経済学の学位を取得しました。

 

 

パメラ・カルペッパー
独立非業務執行役員
OFF
Pamela Culpepper

パメラ・カルペッパーは、2022年1月に独立非業務執行役員に任命されました。彼女は、すべての人の平等を擁護することを目指す、女性が経営指揮する文化コンサルティング会社であるHave Her Back, LLC.の共同創立者です。世界最大の取引所持株会社の一つであるCboe Global Markets, Inc.のCHRO(最高人事責任者)を務めました。

人事エグゼクティブとしては25年以上の経験のあるベテランで、Cboeに入社する前はGolinでCPO(最高人材活用責任者)を務めました。その前の14年間は、PepsiCo, Inc.にて最高ダイバーシティ&インクルージョン担当責任者兼Quaker Foods and Snacks部門人事担当副社長、PepsiCo’s Beveragesサプライチェーン部門人事担当副社長、Quaker・Tropicana・Gatorade部門人材管理・ダイバーシティ担当副社長などのさまざまなリーダーシップの役職を歴任しました。PepsiCoの前は、McKesson Corporation、Clorox、Wells Fargoで進歩的な役割を果たしました。

カルペッパーは、アーカンソー大学リトルロック校で心理学の文学士号を取得した後、カリフォルニア州立大学イーストベイ校で組織変更分野の行政学修士号を取得しています。

 

アナ・マリア・ルガリ
独立非業務執行役員
OFF
Anna Maria Rugarli

アナ・マリア・ルガリは、2022年1月に独立非業務執行役員に任命されました。革新的なプログラムの策定と持続可能性戦略の開発において20年以上の経験を持つ持続可能性とCSRの専門家である彼女は、

Nikeのヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)の持続可能性&CSRプログラムの策定および実施を行い、同社において12年間にわたり業界の先駆者としてこのプロジェクトを進めました。その後、VFでは10年間グローバルレベルでサーキュラーエコノミー戦略を指揮したほか、地域レベルで多様性・平等・受容性戦略を率いました。

ルガリは、スポーツ用品、アウトドア製品、アパレル、シューズ業界における社会、環境、およびサプライチェーンの問題に対する深い理解と知識を有しています。

現在では、日本たばこインターナショナルのコーポレートサステナビリティ担当副社長を務めています。政治学部を卒業し、ケンブリッジ大学のクロスセクターパートナーシップのブローカー認定を取得しています。

 

ヨエル・ザオウイ
非業務執行役員
OFF
Yoël Zaoui

ヨエル・ザオウイは、2021年5月に独立非業務執行役員に任命されました。ザオウイは2013年に設立されたZaoui & Co.の共同創設者として、合併や買収などの戦略的取引および金融取引に関して一部のクライアントにアドバイスを提供しています。1988年にGoldman Sachsで投資銀行でのキャリアをスタートさせ、24年間の勤務の後、ヨーロッパ最大級の企業取引を担当しました。フランスとアメリカで教育を受けたザオウイは、パリ高等商業研究院(HEC、1982年)学位、パリ・ドフィーヌ大学(1983年)で金融学の学位と博士号、スタンフォード大学(1988年)でMBAを取得し、現在もCercle des Grands Donateurs de la Fondation HECの一員として母校に積極的に関わり続けています。その功績が認められ、モロッコのムハンマド6世国王陛下からウィッサム勲章が授与されました。