プラダ・グループ X UNFPA

プラダ・グループは、国連の性と生殖に関する保健機関であるUNFPA(国連人口基金)と提携し、多様性・平等・受容性への取り組みを強化します。パイロットプログラム「Fashion Expressions: The Stories She Wears」は、ガーナとケニアの若い女性に、ファッション業界に関する貴重な知識と実用的なスキルを提供することを目的とする12か月間の研修コースです。

OFF

ガーナとケニアにおける世界初のファッション研修プログラム

「Fashion Expressions: The Stories She Wears」プログラムは、地域のスタイル、アップサイクルファッション、伝統的なテキスタイルデザイン、財政的な知識にフォーカスした実用的な関連スキルの取得を可能にします。12か月後、研修生はガーナまたはケニアでファッションショーを開催し、各自の作品を発表しました。これは現地のファッション企業と接触し、インターンシップを開始し、長期的な雇用機会を確立する絶好のチャンスとなります。

「UNFPAは、クリエイティブ業界と協力し、後進的なコミュニティに住む若い女性たちが自らの権利と選択肢を享受し、その潜在能力を最大限に発揮できるようにサポートする革新的な方法を模索しています。ファッションは、世界中に長期的で持続可能な教育と開発の機会を提供する強力なプラットフォームです。女性の経済的なインクルージョンに焦点を当て、持続可能な開発ソリューションの領域を押し広げ、今後も長期的に続く協力関係の弾みとなるこの影響力の大きいプログラムを通じてプラダ・グループとその社員の皆さんと提携できることを誇りにしています。」

マリアローザ・クティッロ、UNFPA戦略的パートナーシップ最高責任者

また、この研修コースでは、女性の人権に関する理解を深め、ジェンダーの不平等を解消することを推進しています。本プログラムは、月経の健康管理、思春期、10代での妊娠の予防などのトピックを網羅した性と生殖に関する総合的な保健教育を提供しました。また参加者は、ジェンダーベースの暴力の予防と対応に関する研修を受け、女性の性器切除や児童婚をはじめとする有害な慣行に対抗するために必要な貴重なスキルを習得しました。

ファッションセクターにおけるリーダー的な役割を果たすプラダ・グループは、ジェンダー平等の推進に常に取り組んできたUNFPAと2021年に正式に提携し、ガーナのインターナショナル・ニーズ・ガーナ(ING)とケニアのキツイカウンティ政府およびキツイカウンティ テキスタイルセンターの協力によりこの研修プログラムを開発しました。

「この研修プログラムは、ファッションは善なる力であるというプラダ・グループの信念を反映しています。ファッション業界の社会的・経済的な力を活用してより受容性のある平等な社会を築くために、このユニークなプロジェクトを通してUNFPAと提携できることを大変光栄に思っています。」

ロレンツォ・ベルテッリ、プラダ・グループマーケティング責任者およびCSR担当責任者は次の

「『Fashion Expressions: The Stories She Wears』プロジェクトを通して次世代の女性アーティストたちを導き、力を与えるために引き続きUNFPAとのパートナーシップを深めることができ、非常に嬉しく思います。プラダ・グループが世界中の意欲的な若いデザイナーのために機会を拡大する役割を担うことができ、大変光栄です。」

マリカ・サヴェル、プラダ・グループ北米地域の多様性・平等・受容性の最高責任者

Thank you for signing up