3年目を迎えるForestami Academyの最終イベントがミラノ北公園にて開催されました。都市の緑化の価値を探るためにForestamiとプラダ・グループが共同で創設したこの教育プログラムは、Forestamiの科学ディレクターであるミラノ工科大学准教授のマリア・キアラ・パストーレ氏が調整役を務めています。
ローマ・ラ・サピエンツァ大学の応用環境植物学准教授、ジュリア・カポトルチ氏によるこのイベントでは、テーマである「Cities and Natural Capital: best practices in urban Sustainability(都市と自然資本:都市の持続可能性におけるベストプラクティス)」を深く探りました。カポトルチ氏は、自然を都市生活の中心に据えることが急務となっている点を特に強調しています。
この日の締めくくりとして、専門家である農学者によるミラノ北公園のガイドツアーが実施され、さまざまな樹齢の木々を識別し、親しみを深めながら、都市周辺環境におけるそれらの進化の過程を実際に見て回りました。