4月2日からベルギー東部のハッセルにあるファッション・ミュージアムで、「Haute–à–Porter」が開催されます。この大規模な展覧会は、ラグジュアリー、クラフツマンシップ、生産量、贅沢、機能性、壮麗、高貴といったコンセプトが、どのように伝統的にオートクチュールに関連づけられてきたか、また今日の一流のプレタポルテコレクションにどのように取り入れられているかを紹介しています。衣装デザイナー、ジャーナリスト、写真家としても高名なFilep Motwaryが「Haute–à–Porter」のキュレーターを務め、オートクチュールがプレタポルテにもたらした貢献を再考し、幾多の場面でプレタポルテがオートクチュールに対抗するライバルになり得たのかを示そうとするものです。キュレーターはこれを念頭に、プラダの2009年秋冬と2015年秋冬コレクションから2ルック、ミュウミュウの2010年春夏コレクションから1ルックを選びました。
「Haute–à–Porter」 は、2016年4月2日から9月11日までハッセルトのファッション・ミュージアムで開催されています。