プラダ財団は第二次世界大戦直後に隆盛を見せたシカゴアートシーンの研究プログラムを発表します。1965-1975年に活躍したレオン・ゴラブ、H・C・ウェスターマン 、そしてシカゴの有名アーティストを3つの展示に分け、ジェルマーノ・チェラントがこれらの展示を一つのプロジェクトとしてキュレーションしました。
プラダ財団はこの展示を通じて、シカゴ美術館附属美術大学を中心に活躍し、時代のアートシーンの中心から外れた2世代のアーティスト(モンスター・ロスターとシカゴ・イメージスト)を紹介しています。政治色が強く、比喩的で、物語的で、ラディカルな作風を持つこれらのアーティストは、抽象表現主義とミニマリズムに反対し、グラフィティからストリートアートへ進化した1980年代と1990年代のアートを先取りしています。
プラダ財団 – Largo Isarco 2、ミラノ – 2017年10月20日~2018年1月15日