トスカーナにあるプラダ・グループの施設で、熟練の職人技を教えるプログラムが始まりました。これはプラダ・グループの専門技術を保持し、継承することにより、グループ内における次世代の道を拓く試みです。
3つのトレーニングコースが予定されおり、18歳から24歳までの若い世代を対象に、テクノロジー、IT、および英語に加えて、個別分野の技術を教えます。コースは座学と様々なワークショップでの実地訓練を組み合わせた内容で、さらに原料の生産者の訪問も行います。
最初のコースは革製品についての7週間にわたるプログラムです。レザーの裁断に携わる12人の生徒が、裁断技術と使用する原料について理論と実践を交互に学びます。
次に、12週間の製靴のコースが始まります。10人から12人の若者が裁断職人、縫合職人、ベルトコンベヤーオペレーター、仕上げ職人としての訓練を受けます。
3つ目はテーラリングのコースです。裁断と仕立ての技術の習得に約10人の若者が参加します。
講師はすべてプラダ・グループのワークショップおよび工場から集められています。プロフェッショナルな技術を伝えるだけでなく、高く評価されるプラダの企業文化を支えるクラフツマンシップと卓越性を保持し伝承することを目的としています。
プラダ アカデミー
