上海のPrada Rong Zhaiを会場に、アーティストのシュアン・リー(1990年中国生まれ)のアジア初の美術館個展を開催。
「Distance of the Moon」展は、メディアが氾濫する現代社会でのコミュニケーションのジレンマと、複雑な母子関係について深く掘り下げています。この個展の中心には、今では紛失してしまったシュアン・リーから母親への手紙があり、サイトスペシフィックな光と音のディスプレイで解釈することで優美なものへと昇華させています。会場となるPrada Rong Zhaiでは、中国と西洋の伝統における建築と装飾の対話が繰り広げられ、光と音のインスタレーションやオブジェの新作、およびコロナ禍の最中に制作された映像作品が披露されています。
Distance of the Moon
シュアン・リー
2024年11月6日~2025年1月12日