プラダ財団のアカデミア・デイ・バンビーニでは、新たなプロジェクトを発足しました。2017年1月まで続くこのプロジェクトは、Burattini, marionette… robot e bambini veri(「パペット、マリオネット… ロボット、人間の子供たち」)と名づけられました。このプロジェクトでは一連のワークショップやイベント、上映会など通して、動く物体(パペット、マリオネット、ロボット)を主題として扱います。これらの物体は「代役(人の代わり)」というアイディアを具体化するものであり、子供の成長と人類の歴史における根本的な体験を表現します。
神経小児科医ジャネッタ・オッティリア・ラティスがキュレーションしたこのプロジェクトでは、アートやシネマ、科学に関連した文化的なアイデアを、世代を超えて話し合う場を設けています。
「代役」を通して、子供も大人も自分のイメージを膨らませ、自身を取り囲む環境と自分の適性を試してみることができます。だからこそ、パペットやマリオネット、ロボットなどを、子供たちの様々な活動に多様な形で使用するのです。ワークショップだけでなく、円卓会議や上映会でも、この代役を通して貴重な体験を深く掘り下げます。
スケジュールの詳細は、下記をご覧ください。
http://www.fondazioneprada.org/accademia-dei-bambini-en/?lang=en