約11年間の大規模な改装工事を経て、ローマのトリトーネ通りにあるイタリア最高の百貨店チェーンLa Rinascenteの歴史ある本店がついに再オープンしました。ミラノのコルソ・ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世の店では、長きにわたりプラダ・グループとの繋がりがありますが、この新しい複合施設にプラダ、ミュウミュウ、チャーチが入ることにより、関係がさらに強化されました。3店舗とも独創的な特徴あるデザインのスペースに仕上がっています。
プラダ – 中央の明るい中庭にあるプラダのスペースは100㎡におよび、アイコニックな白黒の市松模様のフロア、1930年代の電車の複製、ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世の店舗内にあるニコラス・ベノワを思わせる絵画、そして人間大のロボットトリックが飾られています。メンズおよびレディスのレザーグッズやアクセサリーコレクションを取り揃えています。
ミュウミュウ – 同じく1階にある30㎡のエリアはこの上なくフェミニンな雰囲気にあふれ、バッグとアクセサリーのコレクションが揃います。店内はダマスク織りで仕上げられ、フルレングスの鏡とディスプレイ用の斜めのミラーテーブルが備えられています。
チャーチ – 2階にあるチャーチショップはおよそ40 ㎡でメンズシューズ、アクセサリー、レザーグッズのコレクションを扱っています。スペースデザインには、新たに巨大なユニオンジャックのカーペットと赤いレザーの椅子、そしてとりわけ目を引くマホガニーの家具が採用され、すべて典型的なブリティッシュスタイルに仕上がっています。