2025年8月24日 – プラダ リネア・ロッサは、Red Bullアスリートであり、スカイサーフィンの生みの親として知られ、X Gamesで2つのメダルを獲得したショーン・マコーマックとのコラボレーションにより、前例のない偉業を達成しました。マコーマックは世界で初めて、高度1,676.4メートルからサンフランシスコのランドマークであるベイブリッジのケーブルに向かってジャンプし、スカイサーフィンを披露しました。
この生涯の夢を実現するには、数か月にわたるトレーニングと、最先端技術を駆使した特別な装備の開発が必要でした。マコーマックはベイ上空のヘリコプターから、プラダ リネア・ロッサとルナ・ロッサ チームが共同開発した専用のハイテクボードを装着して降下。長いスカイサーフの後、橋のケーブルに到達し、数秒間その上を滑走してからスパイラルターンを決め、橋の下に設置された浮遊プラットフォームに着地しました。
ボードは、この複雑な操作を成功させるのに必要な特定の要件を満たすよう特別に設計されており、ハニカムコアとカーボンファイバー層を組み合わせることで、飛行段階で最大の反応性と制御が得られる構造としました。ボードのベースには、ベイブリッジの金属ケーブルとの接触による摩耗に耐えられるよう、高密度でありながら軽量のポリエチレンを採用。耐久性の高いシームレスな表面とするため、接着材を使う代わりにグラフィックデザインのペイントを施して仕上げています。
細部に至るまで緻密に調整されたボードのデザインプロセスは、ルナ・ロッサチームがこれまでにアメリカズカップ大会に向けて精緻化してきたエンジニアリングのノウハウに基づくものです。今回の偉業は、調査研究・機能・デザインを融合することで、最も困難な課題でも克服可能であることを証明しています。プラダ リネア・ロッサはまた、革新的な素材と実用性に優れた最先端の航空力学デザインを融合させた高性能ウェアとアクセサリーを提供し、マコーマックの挑戦を支えました。
マコーマックは次のように語っています。「これはまさに、夢を現実のものにするプロジェクトです。この仕事のメリットとして、世界でも特に素晴らしいとされる建築物をさまざまな視点から見る機会に恵まれてきたわけですが、そんな中で、『何かできるかもしれない』と空想を抱くことがあります。名高いベイブリッジのケーブルでのグラインドに成功すれば、この空想が現実のものになります。プラダ リネア・ロッサとのコラボレーション、ルナ・ロッサとの協働によるボードデザイン、本番に向けて数えきれないほどの時間を費やしてきたトレーニング、反復、準備など、チーム一丸となって取り組んできた結果としてプロジェクトを実現できたのは、誠に素晴らしいことです。」
このチャレンジはプラダ リネア・ロッサとRed Bullのパートナーシップによる最新のプロジェクトであり、偉大な目標に挑戦するアスリート達のゴールを支援し、他に類のないスポーツイニシアチブとアスリート達のパフォーマンスの向上を目的としています。