

Kate Crawford

Alice Rawsthorn

Andrea Trimarchi

v

Nick Hunt

Jesse LeCavalier

Paola Antonelli

Alice Rawsthorn

Natalia Grabowska, Giacomo Abbruzzese

Charlotte Malterre-Barthes

Charlotte Malterre-Barthes

Simone Farresin

Andrea Trimarchi


Julia Watson

Lorenzo Pezzani

Marta Foresti

Lorenzo Pezzani

Natalia Grabowska
2025年4月6日から8日まで、Salone del Mobileと並行して、学際的シンポジウム「Prada Frames」が今年も開催されました。リサーチ&デザインスタジオ、Formafantasmaのキュレーションによるこのイニシアチブは、進歩は知識の探究と学際的な対話から生まれるという信念に基づいています。商品ではなくアイデアに焦点を当てて考察するPrada Framesは、デザイン、文化、社会が交わる場となっており、多角的な視点から現代の問題を探求することで、複雑なものを単純化せずにそのまま伝え、際立たせることを目指しています。
第4回目となる今回は、「In Transit(移動中)」と題して、人、物品、データ、勢力の動きを可能にし、制限し、形成するインフラを、ダイナミックで多面的なひとつのシステムとして捉え、プリズムのような多面的な見方を提示しました。
会場には、インフラやモビリティの概念と共鳴する「In Transit」というテーマにふさわしい場所を選び、その意味をさらに掘り下げて考察しました。セッションはFondazione FS Italiane(イタリア鉄道財団)によって近年復元された列車、アルレッキーノの車内で行われました。1950年代にジオ・ポンティとジュリオ・ミノレッティが設計を手掛けたこの車両は、海軍の航空力学を取り入れた外装と、ガラスのパーティション、調節可能な肘掛け椅子、パノラマラウンジなどを備えた内装が特徴です。また、ミラノ中央駅構内にあり、かつてイタリアの王族や首脳の専用待合室として使われていた歴史的建造物、Padiglione Realeもセッション会場となりました。