ルナロッサ

「ヒューマンファクターはトレーニングやリサーチと同じぐらい重要な資産です。判断力とともに敏捷さが求められます。危機的状況にあっても最終目標である勝利を見失わずに対応する心構えが求められます…しかし目指すものは勝利だけではありません…」

ルナ・ロッサAC75の進水

2019年10月2日、ルナ・ロッサ プラダ ピレリのチーム拠点のカリアリで、完全に水上走行する革新的な単胴船AC75ルナ・ロッサが進水されました。このヨットは、2021年1月から3月までニュージーランドのオークランドで開催される第36回アメリカズカップに挑みます。

船が祝福を受けると、パトリッツィオ・ベルテッリ、アゴスティーノ・ランダッツォ(Circolo della Vela Siciliaの代表)、マルコ・トロンケッティ・プロベラ(ルナ・ロッサ チームの共同スポンサーであるピレリのCEO)と並んで立ったミウッチャ・プラダが命名の儀式として、チームの公式サプライヤー、フェラーリのブラン・ド・ブランのマキシマムボトルを船首に打ち付けました。

ボート 高性能かつ「斬新」な技術を取り入れた単胴船AC75。

2018年3月29日、第36回アメリカズカップのAC75クラス規則が発表されました。

AC75クラス規則には、第36回アメリカズカップに出場可能なヨットを設計するために必要な条件が定められています。公正で刺激的なレースを実現するために、船のあらゆる側面について規定されている一方、飛躍的な革新の余地も十分に残されています。

ルナロッサの歴史

プラダ・グループのCEOパトリッツィオ・ベルテッリとアルゼンチンのヨットデザイナー、ジャーマン・フレールとの出会いからルナロッサ セーリングチームが誕生しました。

ルナロッサチームは、1851年にスタートした世界中の偉大なチャンピオンや最先端のボートを迎え入れてきた世界最古のヨットレース、アメリカズカップへの挑戦を開始しました。

2000年には、ルナロッサはアメリカズカップの挑戦者選抜シリーズである権威あるルイ・ヴィトンカップにデビュー戦で優勝し、49戦38勝の記録を残しました。ルナロッサ チームは2003年、2007年、2013年のアメリカズカップにも参加し、2007年と2013年には決勝に進出しました。現在、第36回アメリカズカップのChallenger of Record(初挑戦者)のタイトルを保持しています。

2012年6月29日、パトリッツィオ・ベルテッリはイタリア人として初めてアメリカズカップの殿堂入りを果たしました。

ルナロッサのメンバーを栄誉あるトロフィーへと駆り立てたものはビジョン、専門知識、情熱です。ルナロッサは単なるチームを超越し、スポーツマンシップと技術革新を最高の形で表現しています。長年にわたり、イタリアならびに世界中のセーリング愛好家の心をつかんできたプロジェクトは、競技中も競技外にも、そのスポーツマンシップと優雅さで非の打ち所のない国際的尊敬を獲得しています。