アーティストのフランチェスコ・ヴェッツォーリがイタリア放送協会RAIとコラボレーションした最新プロジェクト「フランチェスコ・ヴェッツォーリが見た70年代のイタリア国営テレビ」の展示が、ミラノのプラダ財団で今年の5月9日よりスタートします。
この展覧会では、1970年代のイタリアのテレビの番組作りと創造性を、「アートとテレビ」、「政治とテレビ」、「エンターテインメントとテレビ」の3つのセクションに分けて探求します。関連性や視覚的、意味論的な短い映像を繰り返し再生しながら、テレビ番組とアート作品の関係を次々に紹介します。フランチェスコ・ヴェッツォーリは1970年代のテレビを、単にイタリアの社会や政治の変化を支えた原動力というだけでなく、カルチャーとアイデンティティの両方を築いた強力な道具として捉えています。
プラダ財団-ミラノ
開催期間:2017年5月9日~未定